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開倫塾塾長の林明夫が様々な場所で,考えたことや発表させて頂いたことを一週間分まとめて,毎週月曜日に皆様に報告するページです。
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Posted by - 2026.02.05,Thu
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Posted by No Name Ninja - 2012.10.22,Mon
高齢化と人口減少の恐ろしさ

Q1:少子高齢化に加え人口減少が始まり、危機的状況ではないですか。

A:(1)従来の認識を改めて抜本的対策をとれば回避できるのだが、昨今の対応では、経済も社会も破綻するだろう。

(2)人口減少だけなら問題は少ない。

(3)人口規模が日本の3 分の2 であるドイツを見ればいい。

(4)問題は、日本の高齢化が他国に例を見ない異様な速度であることだ。

(5)日本では、現役世代がリタイア世代を支えるという欧米風のやり方は通用しないという認識がまず必要。

Q2:少子化対策で対応できませんか。

A:(1)それは認識不足の最たる例だ。

(2)出生率が向上すれば、日本の人口や人口構造が維持できるという考えはナンセンス。

(3)少子化対策で何とかなるのは普通の人口構造の国の場合。

日本は戦後、飢餓への転落を恐れて、「産児制限」を行った。

(4)優生保護法で堕胎を事実上合法化した結果、異常なまでに子供の数が減り、当然この世代が産み出す「次世代」の数も減少した。

(5)日本の人口構造は、「団塊」と「団塊ジュニア」の2 つの山があるのではなく、両世代の間に「谷」があるのだ。

(6)自国民の人口構造を恣意的に変えた先進国は日本だけ。

(7)結果、20 ~ 39 歳の女性は今後も減り、今後50 年で3 分の1 近くまで落ち込む。

(8)一方で英仏はこの間に、数%増加する。

(9)つまり、「女性が子を産まない」のではなく、「産む女性がいない」ということに気付くべきだ。

Q3:どうすれば破綻シナリオを回避できますか。

A:(1)現在のビジネスモデルはもはや通用しないという認識が必要。

(2)戦後の日本は、外国の技術を使って、大量生産したものを薄利多売で外国に捌いてきた。

(3)これが成功したのは、競合相手が皆無だったからに過ぎない。

(4)今では韓国はもちろん、中国、インドも同じことを始めているのだから勝てない。

(5)「品質」についても早晩キャッチアップされるだろうし、既にエレクトロニクス製品ではむしろ遅れているとも言われる。

(6)現在のビジネスモデルの競争力は量産効果が頼りなので、労働人口が減少すれば、供給力が縮小しコストが上昇、その時点で破綻する。

(7)日本の労働人口減少は、自動化などによる生産能力向上を上回るスピードで進む。

---続く

p.s
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Posted by No Name Ninja - 2012.10.27,Sat
---続き

Q4:外国人労働者を受け入れるという選択肢はないですか。

A:(1)経団連が考えるような、生産力維持のために安い労働力を入れるのは意味がない。

(2)どうやっても、現地よりは高くなる。

(3)また、企業が外国に行っても状況は変わらない。

(4)もう一度言うが、日本が独り勝ちできたのは競合相手がいなかったから。

同じ土俵で戦っても、「数年の延命」が関の山だ。

Q5:どのような対策がありますか。

A:(1)かつて日本に負けた欧米がやったように、オリジナルの製品を創り出し、特許や標準で武装して稼ぐしかない。

(2)そのためには、世界でもトップレベルの技術者を日本に呼びこまねばならない。

(3)極東の日本には来たがらなくても、企業ごと受け入れればそこに技術者はついてくる。

(4)日本では、グローバル化というと、ほとんどの企業は海外に出ていくことと考えるが、国内をグローバル化しなくてはならない。

(5)また、技術開発だけでなく、真に高品質な「ものづくり」も1つの方向性だ。

(6)その場合、日本が持つ職人の技は他国が追随できない武器となる。

(7)ただし、残された猶予は5 年程度だろう。

(8)繰り広げられている不毛な議論を見ていると、座して死を待つしかなさそうだ。

[コメント]

人口問題の第一人者である松谷明彦先生による現状の分析と問題解決策がわかりやすくインタビューの形でまとめられている貴重な論考。

世界でのトップレベルの技術者を日本に呼び込むことによる国内のグローバル化こそ、今最もせねばならないことだ。

大いに参考にしたい。

p.s
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Posted by No Name Ninja - 2012.11.09,Fri
Q 段取り八分(だんどりはちぶ)とは何ですか。

A (林明夫。以下省略)私の小学校と中学校の同級生で大工さんをしている渡辺茂さんから教わったことばです。

家を建てる大工さんの仕事で大切なのは「段取り(だんどり)」、つまりものごとを段階を追ってやっていく手順である。

A という作業をしてそれが確実に終わってからB という作業をし、それが確実に終わってからC という作業をする。

一つ一つの仕事を確実に終わらせてから次のステップに進む。

上の階に行くときには階段を一歩一歩踏みしめて確実に上っていかなければならないように、大工さんの仕事は一つ一つの仕事を手順を追って確実に行うことが大事。

段取り八分というのは、仕事を始める前に段取り、つまり仕事の手順をよく考えておくことが大事で、よく段取りを考えておけば仕事の八割方は終わったと同じだという意味だと私は考えます。

このように、大工さんの仕事は「手順」、どのように仕事をすすめるのかを頭のシンがいたくなるくらい考えに考え抜くことで結果が決まるということを、渡辺大工さんは私に教えて下さったものと思われます。

Q 塾長は私たちに何が言いたいのですか。

A 勉強も同じだということです。

どのような段取り、手順、段階を踏んで学んでいけば勉強の成果が出るのかを、自分自身でよく考えたらどうかということです。

新年になって今年はどうするかということを考えてもよいですが、段取り、つまり手順を考えて準備をスタートするのは新年を迎える前、つまり12 月中がよいと私は考えます。

12 月になったら新年の目標を決め、その目標達成のために新しい年はどのような段取りで過ごすのかをじっくりと考えましょうね。

---続く

p.s
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