2010年度秋期経営実践特別講座講義資料
2011年1月19日(水)
―仕事を通して顧客、社会の問題解決に貢献するために―
Q1:今日の講義には目的がありますか。
A :はい、あります。今日の講義の目的は次の5 点です。
今日の講義の目的
(1)私が経営している株式会社開倫塾の経営についての講義を通して、企業の経営とはどのようなものかを「まずは、うんなるほど、このような企業の経営もあるのだな」と「理解」して頂くことが第一の目的です。
(2)開倫塾の経営の基本について「理解」して頂いた後に、皆様が就職試験(採用試験)を受験し、希望する就職先に合格するための参考にして頂くことが第二の目的。
(3)実際の仕事に就いた後、仕事をする上で参考にして頂くことが第三の目的。
(4)卒業までの期間に、佐野短期大学で勉強する上で参考にして頂くことが第四の目的。
(5)皆様が立派に仕事をすることで、皆様の人生の成功と、正常に機能する社会が形成されることが第五の目的です。
Q2:随分たくさんの目的があるのですね。
A :(1)はい。
企業や経営について学生の皆様に「理解」して頂くことは、皆様の就職や仕事、勉学だけではなく、皆様の人生の成功や社会の発展に役立つと考えます。
(2)折角の機会なので「一所懸命」(一つの所で命を懸けるくらい熱心に)、また、
「一期一会(いちごいちえ)」(この出会いの瞬間は、人生で一回しかないので大切にする)という考えでお話させて頂きます。
Q3:「経営」とは何ですか。
A :私は次のように考えます。
経営とは何か
(1)「営みを経て目的や目標を達成すること」と私は考えます。
(2)「目的」とは最終的な到達点、「目標」とは最終的な到達点に行くまでに通過しなければならないマイル・ストーン(一里塚)と考えます。
(3)いろいろな「営み」を「経て」1 つ1 つの「目標」をクリアしながら「目的」地に達することが、「経営」と私は考えます。
(4)このように「経営」を「定義(ていぎ)」する、つまり、ことばの意味を考えると、一人ひとりの個人にも「経営」はあるし、一つ一つの企業にも、また、ありとあらゆるグループ、団体にも、国家にも「経営」はあると言えます。
(5)「経営」とは何かは、自分の人生を考えるときにも、企業やグループ、団体のあり方、国家のあり方を考えるときにも、とても役に立つと言えます。
(6)このように、「経営」を「営みを経て目的や目標を達成すること」と「定義」すると、この「経営実践特別講座」で勉強したことの大半は、皆様の現在の勉強だけではなく、ありとあらゆる面で、一生役に立つと私は考えます。
是非、今、この佐野短期大学でやっている勉強を大切にして下さいね。
心からお願いします。
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