段取り八分(だんどりはちぶ)とは(3)

---続き

Ｑ 12月にした方がよいことは他にありますか。

Ａ 「5S」活動をお勧めします。

Ｑ 何ですか、その「５Ｓ」とは。

Ａ ①整理、②整頓(せいとん)、③清掃(せいそう)、④清潔(せいけつ)、⑤躾(しつけ)のローマ字の頭文字の5 つのS(エス)をとって「5S」といいます。

12 月には、自分の部屋や自宅、お世話になっているところを整理、整頓、清掃をして清潔にして下さいね。

身近な場所の「大掃除(おおそうじ)」をどんどんしてみましょう。

自分も気持ちいいですし、皆さんから喜ばれますよ。

Ｑ 「５Ｓ」の最後の「躾(しつけ)」とは何ですか。

Ａ 「躾(しつけ)」が身についているとは、①「美しい立居振舞い(たちいふるまい)」と、②「敬語表現を含む言葉遣い(ことばづかい)」ができることをいうのだと私は考えます。

「立居振舞い」には所作(しょさ)だけでなく服装や髪型、化粧なども含まれます。

自分が見て美しいと思われるだけでなく、周りにいる人が見ても美しいことが大切です。

「敬語表現を含む言葉遣い」で大切なのは丁寧語、つまり「です・ます調」で丁寧(ていねい)に話すことができることだと私は思います。

Ｑ どうやってこの２つの「躾」は身につけたらよいのですか。

Ａ 華道や茶道、弓道や剣道など日本に昔から伝わる文化・芸術活動、スポーツに親しむことです。

ヤンキースの松井秀喜選手をはじめ、感じのよい立居振舞いや言葉遣いを身につけた人を模範にすることも大事です。

言葉は言霊(ことだま)ともいい、人の心を表すものです。

一つ一つの言葉を大切にすることも心掛けましょう。

美しい文章を読むことも興味深いと思います。どうしたらよいか、自分でも考えて下さいね。

よいお年をお迎え下さい。

p.s
開倫塾では中学3年生の高校入試のための「合格必勝パック」を全国販売しております。
詳しくはこちら