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開倫塾塾長の林明夫が様々な場所で,考えたことや発表させて頂いたことを一週間分まとめて,毎週月曜日に皆様に報告するページです。
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Posted by - 2024.05.19,Sun
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Posted by No Name Ninja - 2012.10.17,Wed
---続き

Q:学習塾・予備校・私立学校の経営トップや経営幹部の皆様にお伝えしたいことは何ですか。

A:日本国内は超高齢化と超少子化により15 歳未満の人口が激減していることに加え、長期にわたるデフレと3・11東日本大震災・津波・原発事故による消費の大幅な冷え込みのために、学習塾・予備校・私立学校の生徒募集は困難を極め、今年は何とか持ちこたえても、このままでは経営が立ち行かなくなると危惧なさっている先生方も多いと思います。

私もその一人です。

ならばどうするか。

日本の最大の取り組み課題であるグローバル・リーダーの育成を何らかの形で自らの学習塾・予備校・私立学校のカリキュラムの中に来年度から少しずつ取り入れ、日本や日本企業のお役に立つことで、存立を維持することが第一。

学習塾・予備校・私立学校も、日本の製造業の皆様と同様に、海外に打って出る。

そのために、今月からでも自らの組織の中に海外事業部をトップ直轄で設立し、トップによる進出すべき国や地域の現地調査を徹底的に行うと同時に、グローバル・リーダーの育成計画を策定することが第二。

廃業を含む事業清算計画を立て、できるだけ関係者に迷惑をかけないで「手仕舞い、店仕舞い」の手順、プロセスを「のれん分け」も含めて弁護士、公認会計士、税理士、社会保険労務士など専門の先生方のお力をお借りしながら考えることが第三。

アジアやアフリカには日本の実業教育、職業教育に対する膨大な需要が存在します。

大学を含め日本の学校法人の経営者の皆様は、目の前の学生・生徒数の大幅減をお嘆きになる前に、毎月海外にお出かけになり、新興諸国が日本の学校に求めるものは何かを調査・研究なさり、自らの手で未来をお拓きになることをお願い申し上げます。

世界の発展における自らの学校法人の役割とは何かを、トップ直轄のプロジェクト・チームを組んで是非お考え下さい。

Q:最後に一言どうぞ。

A:今月もお読み頂ければ参考になる本を3 冊御紹介させて頂きます。

1 冊目は、日本教育工学会編「教育工学事典」実教出版2000 年6 月1 日刊です。

教育工学は、教育に関する人間の認知過程、動機付け、資質能力等の研究を中心に、現実の教育改革を推進するのに役立つ理論的・方法的・実践的具体策を提言することを特長とします。

2 冊目は、坂本光司著「小さくても一番の会社-日本人のモノサシを変える64 社-」講談社2012年7 月17 日刊です。

坂本先生のベストセラー「日本でいちばん大切にしたい会社」とともにお読み下さい。

3 冊目は、私の尊敬するキャノン電子社長酒巻久著「リーダーにとって大切なことはすべて課長時代に学べる-はじめて部下を持った君に贈る62 の言葉-」朝日新聞社出版、2012 年5 月30日刊です。

是非、御一読下さい。

p.s
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