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開倫塾塾長の林明夫が様々な場所で,考えたことや発表させて頂いたことを一週間分まとめて,毎週月曜日に皆様に報告するページです。
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Posted by No Name Ninja - 2012.09.10,Mon
開倫塾ニュース2010.11月号巻頭言2010年9月24日

Q 最近、最も感じることは何ですか。

A (林明夫。以下省略) 9 月13 日から15 日まで中国の天津でダボス会議の夏版(サマー・ダボス)という国際会議が開かれ、東京の経済同友会の代表の一人として参加しました。

世界85 か国から1600 名もの参加者がありました。

そこで一番感じたのは、参加者の大半が同時通訳のヘッドフォンをつけないで英語での議論に参加しているということでした。発言の大半も英語でした。

中国での同じ会議に5 ~ 6 年前に3 回ほど参加しましたが、そのときは、中国からの参加者はもちろんのこと、アジア各地からの参加者の多くが母国語の同時通訳を利用していました。

発言の半分以上は、各々の参加者の母国語でした。

この数年の変わりようはすさまじいものがあります。

中国やインド、ベトナム、インドネシア、ブラジル、ロシアなどの新興諸国の皆様の発言には元気があり、勢いがあります。

自分たちの国の未来は自分たちの力で切り開くのだという高い志がひしひしと感じられました。

Q 日本の問題点は何ですか。

A 私は何回か発言や質問をし、マスコミのインタビューにも自分なりに答えさせていただきましたが、とにかく日本からの参加者が少ない。

1600 名の会議だというのに、ほんの数十名しか参加者がいない。

発言する日本からの参加者も限られているのは本当に残念でした。

日本の抱える最大の問題の1 つは、このような国際会議に参加する人が極めて少ないこと、参加してもあまり発言しない人が多いということです。

私を含めて、母国語である日本語と同じくらいのスピードで内容のある発言や議論が英語でできる人が極めて少ないということです。

国内の景気がいつまでたっても回復せず、また、円高がどんどん進み、今こそ世界に打って出なければならない大切なときなのに、日本人全体の気持ちが委縮し、また、英語も十分に使えないので国内にのみとどまり、仕事がうまくいかないのは景気が悪い・政治が悪いと人のせいにする人が多い。

これが日本の最大の問題だと考えます。

Q どうしたらよいのでしょうか。

A 大人も子どもも、すべての日本人が自律的に活動する能力を身に付ける以外にないと考えます。

志(こころざし)を高く持つ。自分のことは自分で行う。自分たちの社会は自分たちの力で支える。

国や社会に困ったことがあれば、知恵を出し、協力し合いながら困難を乗りこえる。なすべきことはする。

しないほうがよいこと、してはいけないことはしない。

このように、自分自身の行動を自分で律する、コントロールする力を日本国民が身に付けることです。

Q 自律的に行動する能力を身に付けるにはどうしたらよいですか。

A 現代はどのような世の中であるかをよく知る努力をすること。これからはどのような世の中になるべきかを自分の力でよく考えること。

その上で、自分はどのような生涯を送るのかを考えることが大事かと思います。

自分なりの高い志を持った上で、志を成し遂げるためにはどのような能力が必要かを考え、必要な能力を身に付けるために生涯にわたって学び続けることです。

その中には、英語を是非入れてもらいたいと希望します。

p.s
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