忍者ブログ
開倫塾塾長の林明夫が様々な場所で,考えたことや発表させて頂いたことを一週間分まとめて,毎週月曜日に皆様に報告するページです。
[42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52
Posted by - 2024.05.05,Sun
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by No Name Ninja - 2012.10.27,Sat
---続き

Q4:外国人労働者を受け入れるという選択肢はないですか。

A:(1)経団連が考えるような、生産力維持のために安い労働力を入れるのは意味がない。

(2)どうやっても、現地よりは高くなる。

(3)また、企業が外国に行っても状況は変わらない。

(4)もう一度言うが、日本が独り勝ちできたのは競合相手がいなかったから。

同じ土俵で戦っても、「数年の延命」が関の山だ。

Q5:どのような対策がありますか。

A:(1)かつて日本に負けた欧米がやったように、オリジナルの製品を創り出し、特許や標準で武装して稼ぐしかない。

(2)そのためには、世界でもトップレベルの技術者を日本に呼びこまねばならない。

(3)極東の日本には来たがらなくても、企業ごと受け入れればそこに技術者はついてくる。

(4)日本では、グローバル化というと、ほとんどの企業は海外に出ていくことと考えるが、国内をグローバル化しなくてはならない。

(5)また、技術開発だけでなく、真に高品質な「ものづくり」も1つの方向性だ。

(6)その場合、日本が持つ職人の技は他国が追随できない武器となる。

(7)ただし、残された猶予は5 年程度だろう。

(8)繰り広げられている不毛な議論を見ていると、座して死を待つしかなさそうだ。

[コメント]

人口問題の第一人者である松谷明彦先生による現状の分析と問題解決策がわかりやすくインタビューの形でまとめられている貴重な論考。

世界でのトップレベルの技術者を日本に呼び込むことによる国内のグローバル化こそ、今最もせねばならないことだ。

大いに参考にしたい。

p.s
開倫塾では中学3年生の高校入試のための「合格必勝パック」を全国販売しております。
詳しくはこちら

拍手[0回]

PR
Comments
Post a Comment
Name :
Title :
E-mail :
URL :
Comments :
Pass :   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[06/25 NONAME]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
アクセス解析
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]